アメリカ赴任が決まったけど、アメリカで買えない日本から持って行った方がいいものって何かあるの?
アメリカ赴任が決まった際、日本で普段使っているものでアメリカで買えないようなもの、または割高でしか買えないものは持っていくことをおすすめします。
海外で生活をしていると日本のものは、100均等の安いものでもかなり気が利いていて、使い勝手よく作られていることに気が付きます。
せっかくなので役に立つものを準備してアメリカ生活を快適なものにしていきましょう。
本記事ではアメリカ赴任時や一時帰国時、また日本の家族から送付してもらう際等、持っていくべきもの、送ってもらうと有難いものが分かります。
アメリカで日本の役立ち製品がなかなか手に入らず、困ることがないようにぜひ最後まで読んで行ってください!
私はアメリカに赴任となり、約5年間のアメリカ生活を経て、日本に戻って来ました。
アメリカで5年間生活をした経験からご紹介します。
アメリカ駐在へ持っていくべきもの
それでは早速アメリカへ持っていくべきものリストを紹介します。
下記はアメリカで買えないと言えば言い過ぎかもしれませんが、アメリカで売っていたとしても非常に高価であったり、質がイマイチなものになります。
持っていけるのであれば、ぜひ持参されるとよいと思います。
日本食、調味料、和洋菓子
やっぱり安心の日本食は、「必須の持っていくべきもの」と言えるでしょう。
ハンバーガーやステーキ、ピザ等のアメリカ食ばかりだと日本食が恋しくなってきます。
またアメリカの赴任する都市にもよりますが、田舎の方だと「なんちゃって日本食レストラン」しかなかったり、日本食を売っているスーパーがありません。
我が家でも、アメリカにいても家で料理するのも日本食が基本になっていました。
ふりかけ、醤油、ソース、調味料、だし等も持って行っておくと便利です。
特にこだわりのある人はこれらを持っていかないと、アメリカのスーパーではいまいちなものしか手に入りません。
我が家でのこだわりは、にんべんのつゆ、白だし、むらさき醤油の3種の神器でした。
もしアメリカの食べ物に心が枯れはててしまったとき、、これらがあるだけで心の満足度の回復が違いますので是非チェックしてみてください!
また和菓子のみならず洋菓子でさえも日本のお菓子のクオリティは高く、持参しておくと現地での日本人駐在家族へのプレゼントにもなります。
変圧器(transformer)
これは有名ですが、アメリカの電圧は120Vで日本の100Vに対し少しだけ高いです。
日本の100V対応の電化製品で大概のものはそのまま使用できますが、加熱機器など電力量が大きいものは故障の原因になりますので、120V→100Vの変圧器が必要となってきます。
例えば炊飯器、ホームベーカリー、ホットプレートやドライヤー等は変圧器が必須。
色々調べましたが、コストパフォーマンスが良くおすすめなのは下記日章工業の変圧器です。
ただ変圧器のデメリットは重量が重い、場所をとる、またお値段も安いものではないということですね。
変圧器を使用する電化製品は厳選しましょう。
後述しますが炊飯器、ホームベーカリー、ホットプレートは日本品のものがあると心が潤います。
レトルトの離乳食
赤ちゃんがいる家庭は離乳食も重宝します。
我が家も1歳になったばかりの息子を連れて行きましたので、妻が和光堂の離乳食をいくらか持っていきました。
普段ではもちろん、レストランへ外食行く際などは、赤ちゃんの食べれそうなものがないので非常に重宝しました。
アメリカでは普通に良くある光景でしたが、赤ちゃんにフライドポテトみたいなものばかりだと心配になってきますよね。
こだわりのある赤ちゃんには是非。
箸、割りばし
箸や割りばしは意外に調達が難しく、ないと料理をするときにも案外困ることが多いです。
ちょっとお弁当を持って、お出かけする際にも重宝します。
アメリカンのスーパーにはなく、日本やアジア系のスーパーに行かないと入手が難しいです。
ホットプレート(タコ焼き機付き)
ホットプレートがあれば、お好み焼きやたこ焼きができます。
粉もの好きの関西人でなくても必須です。日本人駐在員同士でたこ焼きパーティ等開けば楽しいこと間違いなし!
お好み焼きやたこ焼きの粉もできれば日本から持参しましょう。
後で調べて分かったのですが、持参したTigerホットプレートCRV-A300は日本国内100V専用でしたが、下記写真のようにコンセントプラグに125Vと記載してあったので、間違えて変圧器無しでずっと使用していました。。
でも運よく約5年間使用することができ、日本に帰ってからも問題なく動いています。
しかしながら故障する場合もあるという情報もあるので、安全のためにも変圧器を使用したほうが無難と言えそうです。
壊れるだけならまだいいですが、発火したら目も当てられませんね。
炊飯器
やはり日本人の主食、米のご飯がないと心がさみしくなり炊飯器は必須アイテムです。
我が家でも炊飯器の稼働率は半端なかったです。
むしろ現地でもう一台120V対応の小さいものを買って、旅行に持っていくとおにぎりを作れて非常に便利です。
旅行中ハンバーガー等のファーストフードばかりだと飽きてくるし、レストランばかりでも相当高くついてしまうので、持ち歩き用が1台あれば大変重宝します。
国立公園などはレストラン自体もないところもあるので、お弁当が必須です。
アメリカ人はサンドイッチを持参してましたね。
「炊飯器なんて重いのでは」と思われるかもしれませんが、車移動であれば持ち歩きも苦になりません。
日本製の炊飯器は変圧器が必須になります。
私の駐在員先輩も炊飯器は変圧器無しで使用し壊れたとのことで、注意が必要です。
ホームベーカリー
アメリカのレストランでは美味しいパンもたくさんあるのですが、スーパーで市販されているパンはぱさぱさしているものしかあまり見かけず、ちょっと口の中の水分が持っていかれる感じでした。
日常で食べるパンとしては自分で焼いたパンは最高で、1週間で何回も活躍することは間違いないでしょう。
これも変圧器必須です。
寿司巻き
日本人駐在員同士では、よく集まることがあります。そんな集まりで寿司パーティ等を開けば盛り上がります。
またアメリカ人も寿司パーティとして家に招待してみてはどうでしょう。非常に喜ばれると思います。
日本製ラップ
市販されているラップは弱くてぱりぱりしていたり、お皿にあまり密着せず、使い勝手が良いとはあまり言えないものでした。
日本のサランラップはかなり優秀で、容器への密着性や強度、カットのしやすさなどはかなり研究されていると思います。
くっつかないタイプのアルミホイル
普通のアルミホイルはあるのですが、魚や餅を焼くときにくっつかない面があるホイルがあると重宝します。
例えば旭化成ホームプロダクツのクックパー等が挙げられますが、類似品なら何でもいいと思います。
ちなみにクックパーは国産で安心感があります。
ポケットティッシュ
意外に日本で売っているような上品なポケットティッシュはなく、固めでサイズが小さく使いづらいものしかありませんでした。
確かにアメリカ人はポケットティッシュを使っているところはあまり見たことないですね。
小さいビニール袋
ジップロックみたいなチャック付きの袋はありますが、小さめのポリ袋ってあまりないようで、意外に重宝します。
ポチ袋
お年玉袋のようなポチ袋があると駐在員妻の間での現金のやり取りに便利です。
Y字型のフロス
アメリカでは下記のようなY字型のフロスは見かけませんでした。
個人的には糸型やU字型のフロスはうまくできないんですよね。
特に歯の根元からの歯垢をこそぎ落すには下記のようなY字型がおススメです。
私はアメリカ駐在中、歯のトラブルがかなり多かったです。
歯の健康は体の状態へも影響しますので、お手入れとして歯の間の歯垢をそぎ落とすような「フロス」は必須です。
日本にいるときは全く知らなかったのですが、歯医者さんに絶対必要と言われた「フロス」を覚えてからは手放せなくなりました。
フロスで取れるものを見るとぞっとするとともに、「こんなにすっきりするんだ!」と、フロスなしには戻れなくなります。
みなさんも是非、健康な歯と体を維持するためにもフロスをする習慣を身につけてみて下さい。
アメリカへ持って行かなくてもいいもの3選
ついでにアメリカへ持っていってもあまり使わなかったものも挙げてみました。
電子レンジ
電子レンジは通常レンタルハウスについていることが多く、性能的にも全く問題ないです。
加熱機器なので日本製を持っていくと電圧が異なるので、電子レンジ付きの家を探すか、現地で購入しましょう。
トースター、魚焼き機、お湯沸かし器
これも加熱機器なので日本製は使用できず、このために変圧器を購入するのはおすすめではないです。
アメリカの家は大概大きなオーブンも付いていますし、トースターも40~50$程度で安く購入できました。
英和辞書、電子辞書
本の辞書は持ち歩けないですし、最近はもう電子辞書も持ち歩かず、スマホのアプリで十分ですね。
ただしお子様が小学生以上であれば、学校で重宝することもあるようです。
まとめ:日本の良いものを持って行って充実したアメリカ生活を!
アメリカ生活は非常に便利で住み心地もいいのですが、日本のものがやっぱり恋しくなってきますよね。
日本から離れて初めて分かる日本の良さもたくさん認識することができます。
日本で普段使っているものでアメリカで買えないようなもの、または高くでしか買えないものは持っていくことをおすすめします。
準備は万全で充実したアメリカ生活を送ってください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
コメント