
英語ができないのに海外赴任に選ばれてしまった。。英語が伝わらなくて仕事を失敗したらどうしよう。

海外赴任中に英語が微妙で、現地スタッフやお客さんから怪訝な顔をされたくない。
英語がそんなに得意でないのに、会社から海外赴任に選ばれてしまったら不安ですよね。
- 英語圏へ赴任することになり、現地スタッフから馬鹿にされたくない
- 海外生活で英語の会議でも堂々と発言できるようして現地でのビジネスを成功させたい
- 英語ができなくても海外赴任でなんとか乗り切る方法を知りたい
せっかく海外赴任に選ばれたのに、
「あいつは英語喋れないから、英語をちゃんと喋れる人と交代させてほしい」なんて言われたら悲しいですよね。
自信を持って英語をしゃべることができると現地スタッフやお客さんから怪訝な顔をされることや呆れた顔もされることはなく、得られる信頼感は全然違います。
またネイティブ同士の英語の会議で堂々と発言できるようにもなります。
そしてなんと言っても、駐在終了後に仕事を成功させて帰国したほうが自信がつき、その後のキャリアアップという好循環にも繋がっていきます。
この記事を読んでいるあなたは海外赴任前もしくは海外赴任中という、相当英語力アップのモチベーションが高い状態で、英語レベルをアップさせるまたとないチャンスです。
本記事では下記のような「最速で英語を上達させる方法」をご紹介しています。
- ディクテーションで英語脳と口を鍛える
- ネイティブの砕けた発音に対するリスニングを鍛える
- 英語の歌詞をひたすらシャドーイングする
ぜひ最後まで読んで行ってください。

アメリカに家族帯同で約5年間の海外赴任生活をして日本帰国。
アメリカ生活体験から日本帰国の経験をもとに紹介していきます。
海外赴任で英語ができないと起こる問題
まず私が実際に体験した「海外赴任で英語ができないと起こる問題」について紹介します。
- 現地スタッフとコミュニケーションが取れず信頼が得られない
- 会議についていけず自信がなくなる
- 仕事で何か問題が起きても対処できない
- 家族に何か問題が起きても対処できない
- ビジネスで損失が出る可能性も
現地スタッフとコミュニケーションが取れず信頼が得られない
やはり海外でも「生の会話」が一番のコミュニケーション方法です。
ちなみに私も英語がそんなにできない状態でアメリカ赴任をすることになり、赴任当初は現地スタッフの言っていることがほとんど分からないレベルでした。
英語ができないとビハインドで現地スタッフと一緒に仕事がしづらくなります。
あなたは現地スタッフの上司の立場になることもあるはずですが、英語が喋れないと何を言っても怪訝な目で見られてしまったり、
挙句の果てには相手にされなくなってしまいます。
会議についていけず自信がなくなる
アメリカは特に広いので移動も大変ということで、オンライン会議も多いです。
そういった中、会議で言いたいことが言えず発言できない、また何度も聞き返されたり、反応がなかったりみたいなことも多かったです。
相手の言ってることも分からずに反応できないと言ったことになり、どんどん自信がなくなり負のループに陥ってしまうことも。
お客さんとの会議でも必死で聞き耳を立ててもほとんど理解できず、英語で言いたいことも出てこずにいつも冷や汗もの。。
欧米では会議で「何も発言できない人」は「何も考えていない人」とみなされてしまいます。
仕事で何か問題が起きても対処できない
仕事をしているといろいろな問題にぶち当たります。
お客さんからのクレーム、製品の品質がおかしい、設備が壊れた、等々。
早急に判断して対処して方針を決めて指示を決める必要があるときに英語ができないせいでアクションが遅れてしまい、大きな失敗につながることもあります。
家族に何か問題が起きても対処できない
また家族帯同の海外赴任の場合は家族にもたくさんの試練が降りかかります。
特に急病で医者にかかったり、子供の学校関係の手続きをするのにも相応の英語理解力が求められます。
ビジネスで損失が出る可能性も
せっかく新しいビジネスで良いアイディアをプレゼンしに行っても、当然英語が伝わらなければ話が進みませんよね。
またお客さんでクレームが起こったときになにもフォローできなければ大きな損失につながるケースもあります。
英語ができなくてもコミュニケーションがとれるポイントとは?

海外赴任生活は「なんとかするしかない!」という気持ちがあれば乗り越えられます。
現地での苦労は予想よりも多く、乗り越える努力も必要ですが、
あなたは「勤め先の会社から海外駐在員に選ばれた」ということなので、それなりの基準をクリアしています。

会社はあなたなら大丈夫と判断しているので、あとは自信を持つことが肝心!
私は赴任当初は社内の現地スタッフが言っていることも大体30%ぐらいしか理解できませんでしたが、1~2年と時を経ることでだんだんと分かるようになってきました。
現地に赴任してからでも勉強を続ければ少しずつ成長していきます。
(おすすめ勉強方法については後程紹介します。)
また、どうしてもやばいときは遠慮せずに現地社員のアメリカ人を頼っていくことも大事。
彼ら、彼女達は英語のプロフェッショナルです。
現地人とのコミュニケーションを潤滑にする方法
自分自身や周りの人に出会った経験の中で、私が考える英語に自信がないときでも「現地人とのコミュニケーションを潤滑にする方法」について紹介します。
- 仕事の専門知識や深い経験をアピール
- 英語の単語でもいいので口を動かしてハッキリと喋る
- あいさつは毎日しっかり明るく笑顔で
- 日本本社のやり方を押しつけず、自分が正しいと思う意見をぶつける
- 英語は必死に勉強
仕事の専門知識や深い経験をアピール
海外駐在員として選ばれる場合は仕事の能力や専門知識、経験を買われて派遣されるのが一般的。
ぜひ自分が現地の会社に貢献できるということをアピールしましょう。
現地のスタッフも日本から来たあなたが英語のしゃべりがうまいだけではうれしくないですよね。
現地での困りごとの解決やビジネス拡大に一生懸命注力していれば、いずれ認められるようになります。
英語の単語でもいいので口を動かしてハッキリと喋る
とは言え現地とやり取りすることは日常的にありますので、最低限のコミュニケーションは必要です。
最初は単語だけでもいいので、言いたいことを口を開けてハッキリとしゃべるようにしましょう。
日本人は口をあまり動かさず、ごにょごにょと喋ってしまうことが多いので気を付けるべきポイントです。
あいさつは毎日しっかり明るく笑顔で
これは日本でも外国でも同じですが、特に外国人は笑顔でのあいさつや握手がマナーです。
毎朝同僚には笑顔であいさつにいくようにしましょう。
日本本社のやり方を押しつけず、自分の意見として正しいと思うことを伝える
海外駐在員は言ってみれば、日本本社と現地子会社の板挟み状態、仲介役です。
日本本社からは日本のルールだから一律で、
「~させてください」
と言ってくるんですが、各国同じやり方がいいとは限りません。
とは言え、日本のルールにも何らかの意味があり、やるべきことをやってもらう際には「単純に日本のルールだから」と言うのではなくて、
「~しないと~みたいなリスクがあるから○○して欲しい」
と自分が心の底から納得できる理由をセットで自分の言葉でつたえるようにしましょう。
日本の文化はほんとに、
- 「横に習え」
- 「出る杭は打たれる」
- 「言われたことは反論せず黙ってやる」
なので外国人には馴染まないですが、現地スタッフもそのうち理解してくれるようになります。
逆にほんとに日本のルールが合わなければ、日本本社へ反論することも大事かなと。
英語も必死に勉強を続ける
そうは言っても現地人との信頼関係を構築するうえではやっぱり英語ができるにこしたことはありません。
元も子もないですね。。
仕事内容にも依るので一概には言えないものの、英語ができないことによって損をすることがあるからです。
「英語はできるけど仕事ができない」であったり、「人間的に信頼できない」といったことは論外です。
ただし英語ができない人はやっぱり信頼感を得るためのハードルはどうしても高くなってしまいます。
特に欧米人は日本人だからと言って容赦してくれないのでつらい。。
また営業職であれば社外の取引先としっかりやり取りをする必要があり、この場合はほんとに英語力がないとどうにもなりません。
(この場合はそもそも海外駐在員に選ばれないかもしれませんが。。)

私も問題が起きて取引先に行き、アメリカ人に囲まれて説明を求められたときは針のむしろでした。。
どうしてもやばいときは現地のアメリカ人社員を頼りましょう。
彼ら、彼女達は英語のプロフェッショナルです(2回目です)。
次に、海外駐在が決まれば速攻でやっておきたい最速で英語を上達させる方法を紹介します
海外駐在員向け英語の最速上達方法
正直日本の学校の英語教育は実用的に使えるような訓練をしてくれていないので、日本人は英語が苦手なのも仕方がありません。
海外駐在は数カ月前に言い渡されるので、正直あまり時間に余裕はないので、できるだけ早く身につけたいところです。
むしろ差し迫って追い詰められているときこそ、より効率的に英語力を伸ばすチャンス。
長年いろんな英語の勉強法を試してきた私が考える、「最速で効果を出す方法」は以下の通りです。
- ディクテーションで英語脳と口を鍛える
- ネイティブの砕けた発音に対するリスニングを鍛える
- 英語の歌のシャドーイング
ディクテーションで英語脳と口を鍛える
まず絶対に必要なことは英語に必要な基礎力を鍛えること。
力をつけたい場合筋トレを行いますよね?
英語を喋るためにも脳や口を鍛えることが重要です。
でも今から基礎をやり直すのにどうすれば最短で英語の基礎力を鍛えられるのでしょうか?
この場合「スタディサプリENGLISH 英会話セットプラン」が英語脳を鍛えるのにおすすめ。
スタディサプリENGLISH 英会話セットプランは英語アプリで超有名な「スタディサプリ」とオンライン英会話大手の「ネイティブキャンプ」のコラボプログラム。
英語力向上に必要な学習プランを立ててくれているので、順番に流れに沿って学習していくだけ!
面倒くさがりの方へは超おすすめです。



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実際の学習内容の詳細はこちらの記事でも解説しています。
⇒スタディサプリとネイティブキャンプを徹底比較【英語習得におすすめはどっち?】
*注意点として、スタディサプリは2021年12月から海外では使用できません。
日本にいる間に毎日勉強して英語脳と英語をしゃべる口の筋肉を鍛えましょう。
(海外からでも受講可能なおすすめアプリはネイティブキャンプです。下記記事で詳細を紹介しています。)
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ネイティブの砕けた発音に対するリスニングを鍛える
日本人の英語はよく聞き取れるけど、欧米のネイティブの発音は何のこっちゃ!という経験はないですか?
実はネイティブの発音は日本の学校で習うようなきれいな発音ではなく、かなり省略して発音しているため聞き取りづらくなっています。
これを克服するには「モゴモゴバスター」という英語教材がおすすめです!
こちらは名前は少し怪しいですが(笑)、ネイティブの非常に聞き取りづらい、砕けた発音に特化したリスニング教材です。
一例として
Do you have~は「ドゥーユーハブ」ではなく、ネイティブは「ジュハヴ」みたいな感じで砕いて発音されるので、ほんとはカタカナでは表せないのです。
日本人が聞き取れないのは当たり前なんですね。
モゴモゴバスターではこういった例をたくさん取り上げて、体系的にカリキュラムを組んでくれているので聞き取り能力向上にもってこいです。
こちらも無料サンプルがありますので、一度聞いて試してみてはいかがでしょう。
英語の歌のシャドーイングで英語の発音に慣れる
じつは私はTOEIC800点前後をさまよっていたのですが、英語の歌詞のシャドーイングを実践し数カ月で900点越えを達成できました。
発音できない音は聞き取ることもできないと言われます。
なのでリスニング力アップに対して本方法はとても有効でした。
例えば、私は毎日バックストリート・ボーイズをヘビーローテーション。
カラオケでも英語の歌が歌えるようになり一石二鳥です。
そして思わぬ副次効果として海外のお客さんとカラオケに行くことがあっても、対応可能という。

音程はまた別問題ですが。。
ネイティブの英語が聞き取れないという方へ聞き取れない原因と対策をこちらの記事でもう少し詳細に紹介しています。
海外赴任でネイティブの英語が聞き取れない!【原因と対策】
まとめ
本記事では英語があまりできないのに海外赴任に選ばれた方に向けて、「現地人と円滑にコミュニケーションを取る方法」と「最速で英語を上達させる方法」を紹介しました。
せっかくの海外駐在生活を充実したものにするためにも、英語のレベルアップは継続して行うことが必要です。
- 仕事の専門知識、深い経験をもつことは大前提
- 英語の単語でもいいので口を動かしてハッキリと喋る
- あいさつは毎日しっかり明るく笑顔で
- 日本のやり方を押しつけず、正しいことは何か自分の意見をぶつける
- やっぱり現地でも英語は必死に勉強
- スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース 英会話セットプランでひたすら英語基礎力を鍛える
- モゴモゴバスターでネイティブの砕けた発音に耳を慣らす
- 英語の歌詞をひたすらシャドーイングする
やはり英語はできた方が、プライベートも仕事も楽しく過ごせますし、帰国してからも自信につながります。
もしかすると転職等のチャンスも広がるかもしれません。

それでは今日も最後まで読んでくださり有難うございました!
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