アメリカのForm I-94の滞在期限が更新されていないんだけど。。
アメリカへビザでの入国時にはForm I-94の滞在期限が更新されるはずですが、もしその期限が更新されていなかったら焦りますよね。
私も家族でアメリカに入国した際に、息子のI-94の滞在期限だけが更新されておらず、 後になって気づきヒヤッとした体験がありました。
いろいろ調べて修正することができましたが、アメリカ違法滞在にもつながる結構大きな問題になり得る事案だったということです。
本記事では I-94の滞在期限が更新されなかった場合の修正方法をご紹介していきます。
I-94手続きにおいては結構人為的なエラーが多いらしく、、悲惨な結果を招くことにならないようにぜひ最後まで読んで行ってください。
私はアメリカに赴任となり、約5年間のアメリカ生活を経て、日本に戻って来ました。
アメリカで5年間生活をした経験からご紹介します。
アメリカForm I-94とは?オンラインでの確認方法
日本で普通に生活している分にはあまり馴染みがありませんが、Form I-94はパスポート、ビザに並ぶ最も重要な書類の一つです。
アメリカに合法的に滞在できる期間はビザの有効期限ではなくI-94の期限になります。
I-94の期限を超えて滞在していると不法滞在となってしまいます。
*Form I-94とは?
外国人が米国へ合法的な滞在が許可されている期間(滞在許可はビザの期間ではない)が示されている書類です。
(U.S. Customs and Border ProtectionのI-94サイトでGET MOST Recent I-94のタブ、下記参照)から進んでいき、必要事項を入力後、簡単に印刷することができます。
いろいろな公的な手続きをする際に必要なことが多いので、赴任中は常備しておいたほうがいいです。
I-94は運転免許証更新等大事な手続きにも必要だったりしますので、アメリカに入国した際は必ず上記CBPのページから印刷して確認しましょう。
米国駐在員であれば何か問題があると会社にも迷惑をかけることになるので、個人で責任をもって管理が必要です!
I-94の滞在期限が更新されなかった(実体験トラブル)
アメリカ駐在中は、会社から定期的にI-94の滞在期限を確認するように言われます。
前述したように、それぐらい大事なことになります。
しかしあるとき家族全員分のI-94を印刷してこの確認作業を行っているときに、ハッと気づいてしまいました。
次男だけI-94の期限が更新されていない!
と言うことが起きました。
一緒に空路で入国した他の家族メンバーは全員大丈夫だったので、
次男一人だけ更新されていないことに気づいておらず、このとき「滞在期限が残り1か月!?」みたいな感じになっていました。。
しかしよく見ると、下記パスポートの入国時に査証のページに押されるハンコに記載された入国日と滞在期限は正しい日付になっていました。
I-94のシステム入力されたデータが間違っているのではと言うことで、
すぐにCBPのContact先(U.S. Customes and Border protections)に問い合わせ、修正の仕方を教えてもらいました。
I-94の間違い修正方法
修正の方法自体は簡単で、情報が間違っている該当者のビザとパスポートをDeferred Inspection Sitesへ持参し、手続きを行えば結構簡単に修正してもらえました。
間違った原因は入国審査官が「子供の誕生日を間違ってパソコンに入力していたため」とのことでした。
Deferred Inspection siteはアメリカに70箇所以上はあるとのことですが、最寄りのDeffered Inspection siteがない場合は電話やE-mailでも修正依頼が可能とのことです。
今回は誕生日のインプットミスでしたが、単純に滞在期限が更新されていない場合でも修正依頼が可能です。
カナダ、メキシコからの入国、特に陸路の場合は滞在期限が更新されないことがよくありました。
個人的にカナダには仕事でよく行っていたので、いちいち修正依頼はしませんでした。
海外ではこのような信じられないようなことも、実際に起こってしまうのでアメリカ入国の際はI-94の確認は必須です。
まとめ:I-94が更新されなかった場合の修正方法
今回はアメリカI-94の滞在期限が更新されなかった時の修正方法を紹介しました。
たとえ入国審査官の間違いでも、I-94の間違いを放置しておくと不法滞在になる可能性もあります。
最悪はアメリカに再入国できなくなることもあるかもしれません。
海外では自分の身は自分で守るという意識が日本よりも必要ですね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
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