海外赴任帰国後のキャリアはアップする？【転職する?しない？】

海外赴任から帰国したら出世しやすいとか、転職したほうが良いと聞くけど本当なの？など疑問ですよね。

海外赴任後は出世や転職に有利となると良く聞きます。

でも赴任から帰ってきても「思ったより出世できる気がしないんだけど。。」なんてこともあるかもしれません。

本記事では私や周りの経験から海外赴任帰国後のキャリアがどうなるのかご紹介します。

転職したほうが良いのか、会社に残った方が良いか、ぜひ最後まで読んで参考にして下さい。

ちなみに転職には就職エージェントへの登録が必須です。

自分におすすめの企業を探して紹介してくれるので、闇雲にやるよりは絶対上手くいく確率が上がります。

今すぐにリクルートエージェントなどを始めとした複数の転職エージェントに登録しましょう。

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海外赴任後に転職が多い理由も以下記事でまとめています。

海外赴任後のキャリアの選択肢

それではまず、海外赴任後のキャリアの選択肢についてそれぞれメリットデメリットを見ていきたいと思います。

選択肢としては以下の通りです。

会社に残る

メリット

まず会社に残るパターンが最も多いかと思います。

1番のメリットとしてはこれまで長年働いてきた社内制度、環境がよく分かっているためストレスが少ないことが挙げられます。

今まで築いてきた人脈を生かせて、慣れた人間関係で過ごせるので仕事もやりやすいですよね。

また家族や子供の病気で休むとか、少しぐらい無理を言っても通りやすいということもあります。

海外赴任で培った経験を生かせるのであれば、出世もしやすくなると考えられます。

デメリット

一方会社に残るデメリットとしては同じ仕事が続いていくため、マンネリ化してくることが挙げられます。

それなりに長い期間働いてると、実績もついていろんな成果が上がってきていると思いますが、自身の大きな成長って言うのはないかもしれません。

また海外赴任期間が長ければ、戻ってきたときに会社が大きく変わっていたり、部署がなくなっていたりとか浦島太郎状態になってしまうこともあるかもしれません。

海外赴任時よりも収入が落ちることが普通なので、モチベーションも下がってくることも。

転職する

メリット

次に転職するについてです。

メリットについては言わずもがな、「収入が上がる可能性」があるということです。

同じ会社に居続けていても収入はさほど上がっていかないことは、あなたも良く感じられているかもと思います。

やはり収入を上げたいのであれば転職はひとつの選択肢となってきます。

また、転職することによって「新しいことに挑戦できる」ということも挙げられます。

上でも述べましたが、人は長い間同じ環境にいればそれなりに経験もついて実績も積み重ねていけるようになります。

しかし一方で、いわゆる「井の中の蛙」といった「無意識の慢心」につながってしまい、人間としての成長を止めてしまいます。

転職に関しては「もっと広い視野で仕事も見られる」ようになり、あなたの成長も止まってしまうこともないでしょう。

デメリット

転職によって収入が上がる可能性がある一方で当然「収入が下がる可能性」もあります。

ただこちらについては、収入が下がるような会社には転職しないことによって回避は可能です。

またもう一つの転職のデメリットとしては職場環境が変わり、周囲の人とも信頼関係が積み上がっていないので、意見を言いにくかったりすることもあるかもしれません。

さらに転職直後は有休もなくて休めない！など、福利厚生の条件について読みにくいといったことも挙げられます。

起業する

メリット

最後に起業するという選択肢です。

一番のメリットは「自分の裁量で仕事ができる。」ことですね。また一緒に働きたい人を選べて、嫌な人と働かない！なんていうことも可能なことが大きなポイントです。

就業時間や条件、取引先も、自分で決められるし、嫌な取り引き先と取り引きをする必要もないです。

ただし当然その分責任は重いので、一概に良いことばかりではありません。

デメリット

起業することによるデメリットとしては一番にこちらでしょうね。

「ビジネスがうまくいかず路頭に迷う」恐れです。

ビジネスに正解も絶対もありませんし、言ってみれば結果が出れば正解になります。

世の中には起業で失敗した人もたくさんいますし、不安定でプレッシャーも多い世界です。

その分やりがいも大きいと思いますが、厳しい世界であることは間違いないでしょう。

海外赴任後のキャリア選択の判断ポイントは？

それでは次に海外赴任後のキャリア選択の判断ポイントについて紹介していきます。

会社に残った方がよい場合

海外赴任経験者が出世していっている

海外赴任から帰ってきた先輩や同僚が、出世していってる場合は、会社が海外赴任の経験を評価しているということになります。

この場合はあなたの場合も同様にプラスに働く可能性がありますね。

会社に残って、出世して給料をあげていきましょう。

海外赴任で得た経験を生かせる

帰国後の業務が、海外赴任で得た経験を生かせる場合は非常にラッキーです。

その業務があなたにしかできない仕事となり良いポジションにつける可能性があります。

そうなると一般的には、会社としては昇格などで高い給与を払ってくれるはずです。

慣れた会社で安定した生活を送りたい。

安定した生活を送りたい人にとっては会社に留まることは大きなメリットとなります。

よく知った環境で、知り合いも多い方が仕事がし易いのは確かですね。

転職した方がよい場合

海外赴任実績があまり出世に考慮されていない

海外赴任から帰ってきた先輩や同僚からこんな愚痴を聞くことが多いと黄色信号です。

「海外赴任経験があるのに、帰ってきて何でこんなポジションに！？」

むしろ海外赴任に行ってない方が出世早い人が多いじゃん！ってなってる場合は、その会社が重要視しているポイントが海外経験ではないということです。

そんな場合は早めに転職活動が吉かも。

もっと海外経験を評価してくれる会社を探した方が良いかもしれません。

海外赴任の経験があまり生かされていない

こちらも海外帰国後に、海外経験と全く関係ない業務に就いた場合は少々悲しい感じになってしまいます。

海外経験を生かしたい！という強い思いをお持ちの方であれば少し物足りないかもしれませんね。

今まで担当してきた製品がなくなる

「製品がなくなる」とはその製品の販売を終了させて撤退するということですが、こうなるとそれまであなたが積み上げてきたキャリアがリセットされてしまいます。

多くのビジネスは永続的に続くという方が稀なため仕方がないことですが、せっかくのキャリアがリセットされるのであれば、いっそのこと転職に対するハードルも低めになるでしょう。

まとめ

今回は海外赴任後のキャリアについてどうすれば良いかの判断ポイントをご紹介しました。

あくまで個人個人の事情もありますので参考程度ですが以下の通りです。

もし転職したい！となった場合は思い立った時の行動が重要です。

自分の転職市場での価値を知るためにも、まずは一歩行動してみてはいかがでしょうか。

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