アメリカから日本へ帰国後に、アメリカの小切手が送られてきたけど、どこで換金すればいいの。。。
アメリカの小切手を日本でどうやって換金すればいいか迷いますよね。
私もアメリカから帰国の際に、水道や電気代の返金等で小切手が日本へ送られてきましたが、同じく悩んだことがあります。
今回はアメリカの小切手を日本からスマホアプリで、アメリカの銀行に入金する方法について紹介します。
実際日本でアメリカ小切手を換金できる銀行は限られており、スマホアプリでアメリカの銀行に入金するのが断然楽です!
そもそもアメリカの小切手とは?
アメリカの小切手とは以下のようなもので、アメリカでは現在でも日常的に使用されています。
支払先と金額と直筆サインを記入して相手に渡すことによって支払いができます。
これを受け取った方は、アメリカ銀行の窓口やATMで口座へDeposit(入金)したり、現金に換金することになります。
アメリカでは簡単に換金できますが、日本ではあまりなじみがないですよね。
それではアメリカから日本に帰国後に、小切手が送られてきた場合どうすればよいか説明していきますね。
アメリカ小切手を日本からアメリカの銀行に入金する方法
アメリカに銀行口座を残している場合は、この方法が一番早くて手数料もかからずおすすめです。
アメリカChase銀行の場合、5,000$以下の小切手であれば手数料無料で入金することができます。
私もアメリカから帰国の際に、水道や電気代の返金等で小切手が日本へ送られてきたのでこの方法で入金しました。
日本帰国後にアメリカの銀行口座を維持するための注意点は下記ご覧ください。
スマホのアプリから、小切手の写真を撮って入金するような方法になります(PCからは不可です)。
下記実際にChase bankのスマホアプリ画面で説明していきます。
①Chase bankのスマホアプリでPay & Transferを選択
②Deposit checksを選択
③小切手を入金するaccountを選択
④小切手の金額を記入
⑤小切手の表と裏の写真をカメラで取り込みます。
表面を取り込んだあと裏面を取り込む前に「For Mobile Deposit Only」という文字を小切手裏面の「endorsement area」に手書きで記入する必要があります。
裏面を取り込んだあとはDepositボタンをクリックし終了!
上限額は決まっていますが、かなり楽に入金可能です。
アメリカ小切手を日本の銀行で換金する方法
次に、アメリカ小切手を日本の銀行で換金する方法について説明します。
残念ながらアメリカの小切手を日本の銀行で換金する手段は限られています。
昔は銀行で換金するのが一般的だったらしいですが、マネーロンダリング規制の観点から主要な銀行で外貨小切手の取り扱いを終了しているところが多いです。
- 三菱UFJ銀行・・・2019年5月終了
- 三井住友銀行・・・2018年7月終了
- みずほ銀行・・・2018年12月終了
- ゆうちょ銀行・・・取り扱いなし
調べた限りでは唯一SMBC信託銀行(プレスティア)で可能なようです。
SMBC信託銀行(プレスティア)で口座を開くことで、海外小切手を取り扱ってくれるとのことです。
ちなみに手数料は以下の通り(2022年2月現在)です。
口座あり | 前月の月間平均総取引残高の外貨部分が20万円相当額以上 | プレスティアゴールド | |
米ドル小切手 | 5000円/枚 | 2000円/枚 | 無料 |
その他の外貨建て小切手 | 5500円/枚 | 2500円/枚 | 無料 |
下記の注意点を確認し、届け印とキャッシュカード、本人確認書類を持参して店頭窓口にいきましょう。
- 受取人名が口座名義と同一かどうか
- 取扱い期限内かどうか
受取人名が第三者名義の小切手は受付不可とのことです。
さらに注意点としてSMBC信託銀行(プレスティア)では2200円/月の口座維持手数料がかかります。
口座維持手数料が無料になる条件はいくつかありますが、分かりやすいものとしては以下。
- 月間平均総取引残高の外貨部分が20万円相当額以上
- 月間平均総取引残高が50万円相当額以上
平均総取引残高は月末の残高ではなく、月間の平均ということも注意です。
まとめ
今回はアメリカの小切手を日本から入金・換金する方法をご説明しました!
日本の銀行ではSMBC信託銀行(プレスティア)でしか外貨小切手は取り扱いがなさそうです。
日本帰国後すぐはアメリカから小切手が送付されてくる可能性がありますので、アメリカ銀行を維持しておき、スマホアプリで日本から入金するのが簡単です。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
コメント
SMBC信託銀行(プレスティア)の他、沖縄銀行でもドル建て小切手の換金が可能なようです。但し、SMBC信託銀行(プレスティア)と同様、沖縄銀行に銀行口座があることが条件になります。
沖縄銀行は東京にも支店がありますので、沖縄旅行の予定がある方や東京近県の方は、選択肢になると思います。
橘さん
情報ありがとうございます!沖縄銀行でもドル建て小切手の換金が可能なのですね。少し調べて情報追記させて頂きます。ありがとうございました。
ケン