アメリカ銀行口座は日本帰国後も維持できる?【注意点2選】

【アメリカ銀行口座維持】放置すると口座凍結や没収のリスク アメリカ駐在
悩んでいる人
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アメリカの銀行口座は日本へ帰国後も維持できるの?

悩んでいる人
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アメリカから日本へ帰国時、アメリカ銀行口座をどうするか迷ってる。

今回はこんなお悩みにお答えします。

この記事はこんなあなたへお勧め
  • アメリカから日本帰国時にアメリカ銀行口座をどうするか迷っている
  • 日本帰国後に、アメリカ銀行口座を維持したい
  • 日本でアメリカ銀行口座を維持するときの注意点を知りたい

アメリカから日本に帰国時に、せっかくなのでアメリカの銀行口座をできれば残しておきたいという気持ちがありますよね。

日本帰国後にアメリカ銀行口座がどうしても必要!という方は、注意点をしっかり守れば維持可能です。

私も日本帰国後2年以上経ちましたが、まだアメリカ銀行口座は残しています。

しかしアメリカの銀行口座は管理の手間もあり、放置しておくと口座凍結や没収されることにもなりかねません。

再度アメリカで生活することがなければ、あまりメリットはないので基本的に口座は閉じるのが良いです。

この記事では日本帰国後にアメリカの銀行口座を維持する際の注意点が分かりますので、ぜひ最後まで読んで行ってください。

この記事を書いた人
ケン
ケン

アメリカに家族帯同で約5年間の海外赴任生活をして日本帰国。

アメリカ生活体験から日本帰国の経験をもとに紹介していきます。

アメリカ銀行口座は(アメリカ非居住者)日本で維持できる?

アメリカ銀行口座は帰国後(非居住者)も維持できる?

銀行にもよりますが、日本帰国後もアメリカ銀行口座は問題なく維持できます。

アメリカで時価総額トップ4のメガバンク(Chase Bank、Citi bank、Wells Fargo、Bank of America)であれば問題ありません。

アメリカから日本へ帰国する方の多くは、米国確定申告やクレジットカードの残高が残るはずです。

そのため一定期間は銀行口座を維持し、そのあと口座をどうするか決めるといったパターンになると思います。

Chase銀行は帰国後も維持可能

私が使用しているChase Bank (JP morgan chase)は帰国時に日本へ住所変更、日本の電話番号登録も可能でした。

実際にアメリカビザがなくても帰国後2年間以上、口座維持できています。

Chase bankのPCサイトはもちろん、日本リージョンのスマホでも「chase bankアプリ」で口座管理できます。

スマホの日本リージョン設定ではアメリカのアプリは使えないものが多いです。(クレジットカードのアプリはアップデートできず使えなくなりました。)

アメリカから日本へのドル送金も可能

アメリカChase銀行から日本の外貨預金口座へドル建て送金も簡単にできます(送金手数料+海外中継銀行手数料+受け取り手数料が必要)。

下記の送金手数料はかかりますが、私も何度か送金しています。

Chase銀行からSBI住信ネット銀行の外貨口座へドル建てで送金した際の合計手数料は(55ドル+2500円)です。

送金手数料: 「40ドル/回」

海外中継銀行手数料:「15ドル/回」

受け取り手数料:「2,500円/回」でした。

日本帰国後にアメリカドルを日本で運用したい場合、下記記事で「アメリカの銀行から日本の証券口座への外貨送金手数料」を比較しています。

証券会社への米ドル移動方法【トータル手数料徹底比較】

Form W8-BENの提出は必要?

*Form W8-BENとは?

Form W8-BENは「アメリカ非居住者になるということを銀行に申請するための書類」です。

アメリカ銀行でついた利息も課税対象ですが、駐在員が日本へ帰国後にはアメリカ非居住者になるので非課税となります。

もしForm W8-BENで手続きをしないと、アメリカ居住者のままとなりForm 1099-INT(アメリカでの利子収入報告書)が発行され、IRS(いわゆる米国国税庁)への税金申告義務が発生する可能性があります。

帰国前にChase銀行の担当者にForm W8-BENが必要か確認したところ、

預金利息がかからない「当座預金口座(アメリカのchecking account)」であればForm W8-BENの提出は不要とのことでした。

預金利息がかかる口座(saving account等)であれば、Form W8-BENが必要になってきますので、銀行に確認しましょう。

Discover bankは帰国後維持できない

ネット銀行であるDiscover bankは原則アメリカ非居住者は口座を維持できないとのことで、日本帰国後に口座を閉鎖しました。

ここは預金利息が高く(一時は2%越えでしたが、現在は低金利で0.5%前後(2021年))ずっと維持したかったのですが、日本の携帯電話番号への変更登録ができませんでした
(日本の住所は何とか電話で依頼し登録してもらえました)。

また、Form W8-BENの申請も受け付けないとのことでした。

ユニオンバンクは帰国後も維持可能

ユニオンバンクとは三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)の一員で、日本の銀行の米国グループ銀行です。

日本語でのサポートもあり多くの駐在員が使用しています。

ユニオンバンクは日本から口座開設もできるぐらいなので、当然日本帰国後も口座維持ができます。

ただしユニオンバンクは2021年9月にU.S Bankcorpに株式譲渡が決定されています。
2022年6月頃までにアメリカ当局での承認作業が終わるので、その後の動向は注意です。

アメリカ銀行口座を維持する際の注意点2選

日本でアメリカ銀行口座を維持する際のリスク(口座凍結)

アメリカ銀行口座を日本で維持する際の注意点は以下の通りです。

  1. アメリカ銀行口座を放置すると口座凍結・没収の恐れ
  2. 口座管理手数料がかかる場合がある

アメリカ銀行口座を放置すると口座凍結・没収の恐れ

アメリカ銀行口座は多くの場合、1年以上放置しておくとinactiveになり、2年以上放置で口座凍結(休眠口座、dormant)となってしまいます。

さらに、警告文が来て確認せずにそのまま放置し続けると州に没収されることになります。

こうなってしまうと簡単には取り戻せません。

アメリカ銀行口座を放置してしまった!【没収されたときの対処法】はこちらの記事をご覧ください。

日本へ帰国後は1年に一回以上は、必ず以下のような口座の動きがあるようにしましょう

  • 口座間の資金移動(transfer)
  • アメリカで作ったクレジットカードの支払いをしておく

注意点として口座間の資金移動については、送金の動きがあるようにしましょう

我が家の口座でも入金されただけではアクティブな動きとカウントされずdormantとなっていました。

口座の動きを作る例としては、我が家ではNetflixをアメリカで契約しているので、毎月の料金をアメリカクレジットカードで支払い、引き落としをアメリカの口座にしています。

このクレジットカードで、日本で何か購入してもいいと思います。

日本帰国後もしばらくは使える年会費無料アメリカクレジットカード

注意点はアメリカクレジットカードはアメリカの電話番号や住所が必要になります。

一時的に会社のものを使わせてもらえれば良いかも知れませんが、永続的には厳しいですね。

いずれは、解約をする必要が出てきます。

口座管理手数料がかかる場合がある

アメリカの銀行は一定の条件を満たしていないと口座管理手数料を取られてしまいます。

例えばChase銀行の一番PopularなChase Total checking口座では下記のいずれかの条件を満たしていないと月額12$の維持手数料がかかります

  • 当口座の残高が1,500$以上あること
  • 500$以上の給料等の電子振込みがあること
  • 他の口座と合わせて5,000$以上の残高があること

また、口座を持っていることを忘れないように注意しないといけません。

管理が面倒だという人にはお勧めではないですね。

もしもの話ですが、自分の身に何かあった場合も、アメリカで相続が発生し家族が英語で対応するのは非常に困難が予想されます。

アメリカ銀行口座を日本から解約する方法

上記の通り、Discover bankは日本では維持できないということで、日本に帰ってきてから解約手続きを行いました。

スマホアプリのチャットで簡単に解約できましたので、英語で電話が苦手という人も大丈夫です。

簡単ですが手順概要は以下の通りです。

Discover bankを日本から解約する手順
  • 残高をゼロにするため別銀行(私の場合はChase銀行)に送金。(自分名義の口座同士であったのでtransfer手数料は無料)
  • あとはアプリのチャットで口座のクローズを依頼するのみ(電話は必要なかったです。)

日本からアメリカの銀行口座を解約する詳しい手順」はこちらの記事で紹介しています。

日本の銀行へお金を送金する際は、日本で外貨預金口座を作るか、日本円へ変換しての送金になります。

このとき一定の手数料が必要になってきます。

手数料比較は上述した同じ記事で紹介しています。「証券会社への米ドル移動方法【トータル手数料徹底比較】

日本帰国後にアメリカ銀行口座が必要な理由

多くの駐在員は日本帰国後も一定期間はアメリカ銀行口座を維持しています。

その理由は以下の通りです。

  • 米国確定申告の対応が必要
  • アメリカクレジットカード の残高を支払う必要がある

米国確定申告の対応が必要

米国確定申告は前年(1月~12月)に少しでも所得があると、翌年に申告をすることになります。

本帰国をしてもその年に収入があると翌年も申告が必要で、追加支払いまたはリターンがあった場合は自分の口座で対応が必要になります(ない場合は会社の同僚にお願いしないといけない)。

私の場合も帰国後にリターンがありましたが、自分の口座を設定し、きちんとIRSから自分の口座に振り込まれていました。

アメリカクレジットカード の残高を支払う必要がある

アメリカのクレジットカードは、物を購入後1~2か月後ぐらいに支払いとなりますので、支払う銀行口座は維持しておく必要があります。

口座を閉じる場合はクレジットカードの残高がゼロになったことを確認してからにする必要があります。

日本帰国後アメリカ銀行口座を維持するメリット

アメリカ銀行口座を維持しておくメリットは以下の通りです。

  1. アメリカクレジットカードを使用可能
  2. 再度駐在になったときにドルがあると助かる

アメリカクレジットカードを使用可能

アメリカクレジットカードを持ち続ければ、海外旅行や出張に行った際に米ドルで支払うことができます。

また円安の局面ではと日本でもドルで支払うとお得感もありますね。

(例えば為替が「100円/ドル」時は100ドルで10,000円のものしか購入できませんが、「120円/ドル」になると100ドルで12,000円の物を購入可能です。)

当然、頻繁に使用するわけではないので年会費無料のカードがおすすめです。

例えば「CITI® DOUBLE CASH CARD

このカードはすべての買い物で2%のキャッシュバックです。

ただし米国外では3%の「Foreign transaction fee」がかかります。

例えば日本でカードを使用すると2%のキャッシュバックが入っても3%引かれるので、差し引き1%の損となることは注意です。

このカードは私は日本帰国後も維持していますが、PCサイトから管理可能で、使用金額を見たり支払いを行うことができます。

アメリカNetflixの料金はこのカードで支払っています。

iPhoneのApp Storeのアカウントを日本に変更してしまうと、Citi cardのスマホアプリのUpgradeができなくなるので、スマホではアプリが使用できなくなります。

ただし上述しましたが、アメリカクレジットカードを維持するには、アメリカの電話番号と住所が必要です。

駐在していた会社のものを使わせてもらえるうちはいいですが、長期的には厳しいです。

永続的に維持できるアメリカクレジットカード

永続的に日本で維持できるアメリカのクレジットカードはほとんどありませんが、ANA カードUSAは日本帰国後も日本住所に変更し、維持可能です。
ただし年会費は70ドルかかるので、そこまでメリットはなさそうです。

再度駐在になったときにドルがあると助かる

駐在員の最初の苦労の一つとして、駐在当初はドルがなくて困ります。

2015年は超円安(125円/ドル)だったこともあり、日本の円をドルに換えるのは非常に躊躇しました。

特に自動車購入もあったのでローンを組む金額が増えてしまったということもあります。

もし再度駐在になる可能性があるという方は口座を維持しておいてある程度ドルがあれば、再駐在になった場合も助かりますね。

まとめ:注意点を守ればアメリカ銀行口座は維持できる

今回はアメリカ駐在帰国時にアメリカの銀行口座を維持可能かどうかを解説してきました。

日本帰国後もアメリカ銀行口座を維持することは可能ですが、下記の点は注意しましょう。

アメリカ銀行口座を維持する際のリスク
  • 一定期間銀行口座の動きがないとdormant(休眠口座)となる。
  • 管理の手間や条件により維持手数料がかかる

アメリカ銀行口座を維持する際のメリット
  • アメリカクレジットカードを帰国後も維持し、支払いができる
  • 再度駐在になったときにドル口座があると助かる

多くの駐在員は日本へ帰国後も米国確定申告やクレジットカードの残高が残っているので、一定期間は口座を維持。

その後個人の状況によって口座をどうするか決めることになると思います。

海外に銀行口座を持っているというのは少し特別な感じがしますよね(特にお金が増えるわけではないですが)。

私はまだアメリカ口座を維持していますが、管理を続ける手間もあり、放っておくと大変なことにもなりかねないので、再度駐在する可能性がある方以外は、基本閉じるのが良いかと思います。

ケン
ケン

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

「アメリカから日本に帰国したあと英語力の低下が心配!」といった方は【英語学習おすすめアプリ】スタディサプリとネイティブキャンプどっちをやるべき?も読んでみて下さい。

この記事を書いた人
Ken
Ken

アメリカ駐在5年を経て日本へ帰国。
これからアメリカで生活を始めたり、日本へ帰国する方のお悩み解決する情報を発信。
社交ダンス歴約20年。社交ダンサーの悩みを解決する情報も発信。生活の質を高める生涯スポーツとしておすすめ。
ブロガーとして個人でも価値提供に奮闘中。

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コメント

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