英会話の先生の話は聞き取れるけど、ネイティブの英語が聞き取れない。。
ネイティブの英語の勢いが早すぎて理解できない。。
いきなり海外赴任を言い渡されて、英会話で訓練をしたものの、ネイティブの英語が全然聞き取れない!という方はかなり多いですよね。
わたしも海外赴任前に会社から英会話レッスンを受けさせてもらい、先生の英語はほとんど問題なく聞き取れていました。
しかし赴任直後はネイティブの仕事仲間の英語が速すぎて何を言っているのか分からず。。30%ぐらいしか聞き取れませんでした。
日本人向けの英会話の先生はかなり手加減して喋ってくれている現実を目の当たりにしました。
本記事では「ネイティブ英語が聞き取れない!やばい!」と言うあなたへ、英語リスニング力アップのおすすめ方法をご紹介します!
せっかくの海外赴任、そもそも英語が聞き取れないと、会話にどう返したら良いかも分かりませんよね。
ネイティブの英語が自然と耳に入ってくるようにぜひ最後まで読んで行ってください!
アメリカに家族帯同で約5年間の海外赴任生活をして日本帰国。
アメリカ生活体験から日本帰国の経験をもとに紹介していきます。
海外赴任で英語が聞き取れないとどうなる?
まずは海外赴任で英語が聞き取れない場合、どんな支障が出るかについて少しだけ書いています。
仕事に支障がでる
英語が聞き取れないことで、一番の心配はやっぱり「仕事に支障が出る」ことですよね。
まず英語を聞き取れないことには、どう返答したらいいのかも見当付きません。
聞き返すことも重要ですが、何度も聞き返すのは忍びなかったり、聞き取れている振りをしてみたり(笑)というのも日本人ならではで多いと思います。
最悪の場合、営業職で「お客様」相手だと拙い対応のせいでビジネスを失ってしまうこともあるかもしれません。
現地従業員からの信頼感を得られない
英語が聞き取れないイコール英語で話せないということなので、現地従業員とうまくコミュニケーションも取れないですよね。
そうなると現地従業員からの信頼を得ることのハードルは上がるでしょう。
圧倒的に仕事のスキルがあって、会社の業績に貢献できるような能力があれば別の話ですが、最初は難しいです。
私生活に支障が出る
あとは当然私生活にも支障が出てきます。
買い物、病院、学校等さまざまな場面で英語が聞き取れないと困ることになります。
特に病院でのやり取りは自分や子供の命も関わる重要なもの。
医師の話すかなり高度な内容ついても聞き取る必要があるため、英語の聞き取り能力はとっても大事になってきます。
ネイティブ英語が聞き取れない理由
ではなぜネイティブ英語は聞き取りにくいのでしょうか?
日本人の英語や外国人の英会話の先生が喋る英語は大体分かるのにネイティブの英語は聞きとりにくいですよね。
主な理由としては以下の通りです。
そもそも発音ができない単語は聞き取れない
英語が聞き取れない理由のひとつはこれです。
自分で発音ができない音はやっぱり聞き取れません。
もし自分の脳が認識している音と相手が話す音が異なっていると、脳が反応できずに言葉を認識できません
ネイティブはこなれた表現で話している
英会話の先生の英語は聞きとりやすいのに、ネイティブの英語は聞きとりにくいですよね。
英会話の先生は仕事柄日本人にも分かりやすい喋り方をしてくれています。
一方でネイティブアメリカ人は実はよくこなれた表現を使っています。
日本の英語の教科書では絶対に出てこないような、「こんなこと言ってたのかー」と言うことも多くあります。
たとえば急に「What’s up?」と工場の怖そうな現地社員に言われたことがあります。
最初は何のことか分からなかったのですが、あとから「How are you?」みたいな意味だったことが分かりました。
簡単な単語でもつなげてイディオムになると全然分からない!と言う例ですね。
ネイティブの発音は省略されている
またネイティブの人たちは、単語を1つずつ丁寧に発音していません。
これはリエゾン(リンキング)、リダクション、フラッピング等と呼ばれています。
この理由としてはネイティブの人でもやっぱり「丁寧に発音していると面倒だから」です。
日本語でも「ありがとうございます」を「あざーぁっす」と言うようなものですね。
要注意な省略発音の概要は以下の通りです。
リエゾン(リンキング)
リエゾンは繋がったイディオムがかなり省略されている例です。
有名な例で行くと「I want you」が「アイウォンチュー」、「I need you」が「アイニージュー」のような感じです。
リダクション
リダクションは単語の最後にくるtやdみたいな弱い音が消されてしまうというものです。
「can’t」のtがほとんど聞こえないことや、「good job」が「グッジョブ」みたいに聞こえることが有名です。
フラッピング
「tがdやラのような発音になることって何?」って思うかもしれませんが、例えば「Water」が「ウォラー」みたいな発音になることです。
でもこれを自分がレストランで発音しようとしてもなかなか通じなかった経験があるので、ネイティブとは微妙なニュアンスが何か違うんでしょうね。
ネイティブ英語が聞き取れるようになるには?
海外駐在では「仕事の能力が大事!」、「英語は手段に過ぎない!」と言う考え方も一理あります。
でもやっぱり、英語ができるかできないかで言うと、英語はできるに越したことはありませんよね。
皆さんに1段上の英語聞き取り能力を身に着けてもらうための方法をご紹介します!
発話練習やシャドーイング
まずは自分の口で英語の発音にひたすら慣れていくことが重要です。
でも日本の英語教育はあまり発音の練習ってなかったですよね。
発音記号もしっかり習った記憶なんててない。そもそも発音記号っておもしろくないですよね。
というわけで発話練習には英語アプリやオンライン英会話がおススメです。
理由はスタディサプリはネイティブの発音に合わせて、ひたすら英語の脳と口の筋肉を鍛えられるので、耳を確実に慣らすことができるからです。
特にAIで自分の発音が正しいか判定してくれるという機能はスタディサプリならではです。
またネイティブキャンプは24時間何度でも英会話レッスンを受けられるので、ネイティブ相手に慣れていくのに最適です。
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*注意点として、スタディサプリは2021年12月から海外では使用できなくなったようです。
日本にいる間に毎日勉強して英語脳と英語をしゃべる口の筋肉を鍛えましょう。
(ネイティブキャンプは海外からでも使用可能です。)
私が実際に使ってみた体験等、詳しくはこちらの記事でも解説しています
⇒スタディサプリとネイティブキャンプを徹底比較【英語習得におすすめはどっち?】
専門的に発音を特訓
自分での練習では続かないし、限界があってもう無理!英語をすぐにできる必要がある!という方には発音専門のオンライン英語コーチング【ハツオン】がおすすめです。
こちらは金額的には高めとなりますが、日本人英語トレーナーとプロ外国人講師の2人で短期集中・2人3脚で学習をサポートしてくれて、ネイティブな発音が身につくとともに、リスニング力が向上します。
レッスン形態 | オンライン |
レッスン時間 | 2か月で100時間のカリキュラム |
講師 | 外国人教師+日本人講師 |
入会金 | 33,000円 |
教材費 | なし |
レッスン料金 (税込み) | 242、000円/ 2か月 週4回(合計32回) |
料金は高めですが、専門的トレーニングで英語に自信が持てるようになれれば納得ですね。
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\成果に納得できない場合は返金保証制度もあり/
省略音を聞き取りまくって覚える
省略音である「リエゾン、リダクション、フラッピング」を聞き取るのに最適なのがモゴモゴバスターと呼ばれる英語教材です。
省略音は聞き流しを続けていても絶対に聞き取れるようになることはありません。
モゴモゴバスターという名前は少し怪しいですが(笑)、ネイティブの非常に聞き取りづらい、砕けた発音に特化したリスニング教材です。
すべての省略パターンを網羅しているので、これ一つやれば省略音はかなりマスターできます。
お値段も59$(2022年6月時点)とそんなに高くなく、一度購入すれば何回でも使えるのでコスパは最高ですね。
まとめ
今回は「海外赴任が決まったけどネイティブ英語が聞き取れない!やばい!」と言うあなたへ、英語の聞き取りができるようになる方法をご紹介しました。
ぜひこれらの方法でネイティブ英語の聞き取り力をさらに磨いて、海外駐在での仕事の質を上げることはもちろんのこと、私生活においても充実した生活を送れるように祈っています。
特に海外赴任が決まったら、覚悟を決めてすぐに日本でスタディサプリで英語脳を鍛えまくって、英語に悩むストレスから解放されましょう。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
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