「海外駐在は高待遇?良いイメージがあるけど、海外駐在員になるにはどうすればいい!?」
「海外駐在してみたいけど、英語があまりできない。。。」
今回はこういった悩みにお答えします!
海外駐在員はサラリーマンの中ではかなりの好待遇なおいしいポジションの一つです。
海外駐在員は福利厚生がずば抜けて優れているのに加え、年収も日本にいるときの約2倍程度になります。
日本にいても給料がなかなか上がらないサラリーマン、、海外駐在員は飛び地を狙えるチャンスです。
でも英語があまり自信がない、しゃべれないということで海外駐在員を諦めていませんか?
英語があまりできないけど海外駐在員になりたい!という方は「技術系海外駐在員」を目指すことをおすすめします。
(ちなみに私はTOEIC900点超えましたが、決して流暢に英語を喋れる感じではありません。(泣))
技術系海外駐在員とは、日系グローバル企業の「海外拠点の研究開発員」、「工場技術員」、「ユーザー技術サポート員(技術営業)」等を想定しています。
私はアメリカに赴任となり、約5年間のアメリカ生活を経て、日本に戻って来ました。
アメリカで5年間生活をした経験からご紹介します。
この記事では、英語が流暢にしゃべれるとまでは言えない、英語に苦手意識がある感じ(例えばTOEIC600~700点前後)でも「海外駐在員」になるための方法が分かります。
ぜひ最後まで読んで行ってください。
英語があまりできない人へは技術系海外駐在員がおすすめな理由
技術系の海外駐在員がおすすめな理由は
まずは、競争相手が圧倒的に少ないことです。
理系なので英語をそこまでバリバリやっている人は少ないです。
また海外志向の強い人もそこまで多くはないですね。
技術系(化学、工学、機械系等)の知識や経験があれば、海外現地のスタッフからある程度一目置かれるため、英語はそこまで流暢に話さなくてもなんとかやっていけたりします。
当然駐在員になるためには英語は得意であるに越したことはありませんが、
技術系の用語は最低限覚える、TOEIC600点ぐらいの最低限のコミュニケーション力があれば、仕事もできますし、日常生活もなんとかやっていけると思います。
当然いろいろな苦労はあるかと思いますが、英語にそこまで自信がないという人でも、日本で技術系の実績や経験を積めばなんとかなります。
技術系海外駐在員になるには?
それでは技術系海外駐在員になるためにはどうすればいいか見ていきます。
技術系の高等専門学校(高専)、大学の理系学科に入る
当たり前と言っちゃ当たり前ですが、技術系海外駐在員になるには、まずは理系の道へ進むことが第一歩です。
技術系の学校に行き、何かしらの技術の知識(化学、機械、物理、電気、工学、バイオ、IT、etc.)を身につけましょう。
高専では即戦力となるようなかなり実践的な技術を学べ、大学では幅広い知識を得られるといった感じです。
大学に入り大学院まで行って勉強できれば、実践的技術以外の経験も身につくのでやはり有利と言えば有利ですね。
日系グローバル企業を選んで入社する
次のステップとしては海外拠点を持つ、日系グローバル企業に入社することが絶対条件です。
日本にある外資系企業に関しては、いろいろな海外に行けそうなイメージですが、たいがい子会社や支店の現地採用という扱いになるので、そこからどこかの国に行くということは少ないです。
入社する企業の選定
技術系を狙うのであればやはりメーカーです。
メーカー
理系の技術職ならメーカーを狙うのが基本です。
選択肢としては大きく以下の通りかと思います。各個人の得意分野で攻めるのが有効ですね。
商社、金融系
逆に商社や金融系はバリバリの営業職が多いイメージですね。
帰国子女や海外留学組も多数で海外駐在を狙っている人も多数います。
競争率がかなり高く、ここで海外駐在を目指すのはかなりの強者でないと厳しいです。
海外駐在がしたいことをひたすらアピール
あとは地道に海外駐在がしたいことをアピールしていきましょう。
社内での英語研修等があれば絶対参加しましょう。
TOEICはかなりの判断基準のウェイトを占めますので、ある程度の高得点(600~700点)は取っておきましょう。
多くの日本の企業で、TOEICを英語力の基準にしているため、日本の企業ではアピールになります(実際に使えるかどうかは別問題)。
また海外拠点で取り扱っている製品等を担当することも必須です。
駐在は3~5年で交代になりますので、時間はかかりますがいつかは順番が回ってきます。
海外駐在員候補の人と結婚する
そんなこと言っても理系の学校にも行ってないし、理系の会社にも入っていない!
分かります。
そんなあなたがどうしても海外駐在を狙いたいのであれば、
こちらは裏技ですが、自分ではなく配偶者に海外駐在員になってもらう方法もあります。
海外生活に憧れているという方は前述の企業に勤めている海外駐在員候補の人との結婚を狙うのもありですね。
技術系海外駐在員に必要なこと
赴任地の言語の勉強
赴任する土地にもよりますが、どの国でも英語がやはり共通語として使われているので英語は勉強いておくことに越したことはありません。
言語の習得は一筋縄ではいきませんが、近道はなく愚直に続ける必要がありますね。
グローバルコミュニケーション力の習得
言語以外にも、各国の人々の考え方や習慣、作法等は勉強していきましょう。
思い通りにならないことは当たり前で、たとえ自分が上司でも日本の考えを押し付けようとするのではなく、相手の意見を尊重するようにしましょう。
また実際に私がびっくりしたアメリカでのカルチャーショックが下記記事で分かります。
アメリカカルチャーショック9選【ここが違うアメリカの習慣と文化】
マネジメント能力を鍛える
海外駐在では、日本の役職より1ランクアップしますので、日本では平社員でも海外ではマネージャークラスを任されます。
アメリカの場合ですと、セクハラ、パワハラ等は即訴えられるのでかなり注意が必要です。
また日本本社のやり方を押し付けるのは良くないです。
現地の意見も聞いて折衷案で進めるようにしましょう。
国内で実績を積み専門知識を蓄積
海外で発生した問題を解決したり、人を納得させたり、動いてもらうにはやっぱり信頼関係を構築していくことが重要です。
積極的に現地スタッフとコミュニケーションも取りながら、日本で得た経験や専門知識も必要となってきます。
また海外で仕事をするうえで、日本からのサポートをもらうのは必須です。
日本にいる間に人脈を作っておく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は英語があまりできないけど、海外駐在してみたいという変わり者のあなたに「技術系」駐在員がお勧めな理由を紹介しました。
海外駐在はメリットがたくさんなので一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
晴れて海外駐在員に選ばれた!と言う方は下記記事もご覧ください。
英語できないけど海外駐在員に選ばれた!【英語を最速で上達させる方法】
それでは、今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
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